自然豊かな北海道赤井川村 『 いわもと農園 』 より元気野菜をお届けします!

 いわもと農園

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いわもと農園の紹介






2006年春、11年間の公務員生活に終止符をうち、北海道浦河町から、ここ北海道赤井川村へ家族で移住しました。 2年間の農業研修を経て、2008年春に新規就農しました。

研修1年目は農家さんの仕事を手伝いながら勉強させていただき、 2年目は研修先農家さんのハウスを使わせてもらい実際にミニトマトとカラーピーマンを自分たちの手で栽培させてもらいました。 また露地作物もいろいろと栽培し、ジャガイモについては2年間で17品種を手がけ、ネット販売についても試行錯誤してきました。
このように実践的な研修をさせていただいたことは、農業者として独り立ちするにあたってとても良い経験となりました。



→ 農業研修期間中のブログ (2006.4〜2008.1)
→ 就農1・2年目のブログ (2008.1〜2010.1)
→ 就農3・4年目のブログ (2010.1〜2012.3)
→ 就農5年目からはフェイスブックで発信中です ⇒ FB「岩本 繁」
→ 赤井川村 Newファーマー  
      研修中のインタビュー (一番下に掲載されています)



農業について


道職員を退職し農家を目指したわけ

夫は道職員として11年間、農業関係の仕事をしてきましたが、 自分はこのままでいいのだろうか?と何か物足りなさを感じているようでした。 なんとか仕事の意義をみつけようとしてもそこにはみつけられなかったのです。

そして「何のために生きているんだろうね?」 「このままなんとなく一生を過ごしたらきっと後悔する。精一杯生きたい。 失敗してもいい。新たなことに挑戦しよう!」という話になり、 その頃ちょうどわたしも一生懸命生きるために自分も何かしたい、働きたいと思っていたので、 2人でできることを探しました。

当時わたし達は市民農園を借りて、野菜作りをしていました。 そこで家族で過ごす時間は有意義なもので、子供たちもとても楽しそうでしたし、 夫の仕事のストレス解消にもなっていました。 現場から行政事務に変わり、建物の中だけで働く時間が長くなり、それが大きなストレスになっていたのです。 よく夫は「太陽のしたで働きたい」と言っていました。

そこで夫婦2人で何ができるか、何をしたいかを考えた末に、農業をやりたいという結論に達しました。 自分たちが頑張った分だけの成果があり、自分に甘えることなく頑張れるということに魅力 を感じました。

農家を目指すという話をしたときに「農業は厳しいぞ、甘くないぞ」という助言を沢山の方からいただきましたが、 農業は厳しいから止めようという気持ちは湧いてきませんでした。
わたし達が求めていたのは、自分たちのもてるものすべてを発揮して精一杯生きているという手応え。 漠然と毎日を過ごすのではなく、最後まで自分に挑戦し続けて生きたいと思ったのです。
体がきついこともありますが、心は数年前とは比べものにならないほど元気です。



これから農業をはじめようと思っている方達へ・・・

参考までに自分達の決断後、退職までの流れとしては、 道職員を退職しようと思い立ち、2人で農業をすると決めるまでは、あっという間でした。 両親からは「いつから考えていたの?ずっと考えた末の決断なんだね」と言われましたが、実は思い立ってすぐの決断でした。
農家出身でもないど素人のわたし達がちゃんとやっていけるのだろうか?という不安よりも、 今を変えていきたいという思いの方が強かったため、 資金も不十分なまま退職しました。(8月に決断し、翌年の3月に退職しました。) やる気があればなんとでもできると思ったからです。
今思えばかなり無茶をしたなとも思いますが、多くの方々の力をお借りしながら土地とハウスを準備することができ、 2008年春からスタートをきることが出来ました。

資金集めや売り先について、情報収集などをしっかりして万全の体制を整えてからスタートできることが理想ですが、 そうするまでには時間がかかることも多々あります。
そうなるとせっかくのやってみたいという気持ちが色あせてタイミングを逃してしまったり、 時間の経過とともに体力の低下などの問題もでてきます。 農業は体が資本なので少しでも若いうちにはじめられた方がいいというのが、わたしたちのやってみての実感でもあります。

ある程度の覚悟(どんな状況になっても自分の責任として受け入れてやっていく覚悟)ができているのなら、 準備万端ではなくとも思い切って飛び込んでみるのもよいのではないかとも思います。



農業は・・・

わたし達の元気の源であり、 このようなわたし達の生き方に共感していただいたお客様に、
安心して食べられるエネルギー溢れる野菜をお届けしていきたいと思います。

→ わたし達の想い

家族について

岩本 繁 
1971年(S46)生まれ
北海道札幌市に生まれ、札幌、東京、稚内、網走などで育ちました。
札幌西高校を卒業後、札幌予備学院へ寄り道。
岩手大学農学部農林生産学科 作物学研究室卒業(盛岡市)。
北海道の農業改良普及員として日高中部地区農業改良
普及センターに6年間勤務、野菜・担い手担当(静内町、現 新ひだか町)。
その後、日高支庁農務課に5年間勤務、農政・農協事務担当(浦河町)。
2006年3月道職員を退職し、農家を目指し今に至る(赤井川村)。
冬場は村にあるキロロリゾートでアルバイト。
子供から大人まで楽しめる、スキー以外のアクティビティスノーパーク施設で雪上車ツアーや
スノーモビルの運転、スノーシューガイド、そり遊びなどのスタッフとして勤務。
以前は喫煙もしていましたが支庁職員時代に禁煙に成功!
岩本 典子 
1972年(S47)生まれ
北海道札幌市に生まれ、父親の転勤で岩手県と福島県で育ちました。
岩手大学農学部農林生産学科 蔬菜花卉園芸学研究室卒業。
福島のホームセンターの本部に勤務し、結婚を期に退職。
シンプルが大好きで、余計なものは買わない、いらないものは即刻捨てるタイプ。
近年は、台湾式足揉みを習ってみたり、アクリル画を描いてみたり、やりたいように自由に遊んでいます。 HP作成を担当。


息子たちは2021年現在、就職&進学で赤井川村から巣立っています(・8・)
(プロフィールは小さい頃のものです)

岩本 尚大 (しょうた) 
1998年(H10)生まれ
北海道静内町在住時に、隣の新冠町の病院で岩本家の長男として誕生。
中学から始めた陸上競技のメイン種目は400m。
全道大会や合宿などで、全道各地へ遠征しています。
得意な科目は物理。
既に父を抜いて家族で一番長身(181cm)です。
岩本 悠椰 (ゆうや) 
2001年(H13)生まれ
北海道浦河町で岩本家の次男として誕生。
長男が激しい気性で大変だったため、
ゆったりと穏やかにと悠椰と名付けられました。
家でゲームばかりやって父に注意される事もしばしばです。
好きな教科は理科。
寿司や刺身が好き。
赤井川村について

ここ赤井川村は札幌市の西、小樽市の南西にあります


景観・・・

四方を山々に囲まれた自然豊かなカルデラ盆地の中にあります。 そのため位置的に札幌市という都会に隣接しているにも関わらず、とても静かです。 車通りがとても少なく空気が澄み小鳥のさえずりが聞こえてきます。

朝日 山々

赤井川村から余市町へ向かう峠、冷水峠からは羊蹄山やカルデラの中にある村が一望でき、 早朝には村がすっぽりと雲海に包まれる様子が見られます。

冷水峠より 雲海


気候・・・

赤井川村は盆地特有の気候で寒暖の差が大きく、 乾燥しているため病害虫の発生も少なく、とても美味しい農作物がとれます。 夏は暑くてもカラッとしているため、温度のわりに過ごしやすいです。 冬は雪が多く、雪かきが大変ですが・・・。
赤井川村にはじめて来た年の冬は雪が少なく、赤井川村の雪の本当の凄さを体感しきれていませんでしたが、 その後は一晩で1メートル近くの積雪となるなど、年々豪雪を十分に体感しています。

夏は30℃を超えますがカラッとして爽やかです 4月でも多くの雪が残っています


村について・・・

赤井川村の人口は1,160人です(2021.2月末日現在)。
村の中心部には、コンビニが1軒あります。信号機は村内3箇所(うち2箇所は押しボタン式)に設置されています。
病院は診療所が1軒のみで、何か大事のときには余市町など近隣の病院まで行きます。
学校は小学校が2つ、中学校が1つで、高校は隣町に行かないとありません。

カルデラ太鼓 もちつき大会


施設・・・

赤井川カルデラ温泉・・・源泉掛け流しの温泉。お湯は熱めで露天風呂があります。
キロロリゾート・・・総合リゾート施設。冬はスキー客で賑わいます。夫の冬場のアルバイト先でもあります。

おまけ

浦河町にいたときの市民農園での様子と 昔のいわもと農園のちょっとした風景を紹介します


浦河町 あえる体験農園にて

あえる体験農園にて あえる体験農園にて

ここ赤井川村に移住する前の2年間、浦河町の市民農園を借りて野菜作りをしていました。 広さは1区画17坪で、1年目は1区画、2年目は2区画を借り、 仕事に行く前の早朝や休みの日に家族で出向き管理作業をしました。
農園ではトマト、ミニトマト、ナス、キュウリ、ほうれん草、レタス、キャベツ、白菜、春菊、ニラ、長ネギ、長いも、カボチャ、 ジャガイモ、大根、人参、ラディッシュ、ブロッコリー、コールラビー、水菜、トウモロコシ、 サツマイモ、カブ、青梗菜、ゴボウ、枝豆、落花生、オクラ、バケツ稲など、色々な作物を作り、2年間でのべ56品目作りました。

あえる体験農園にて子供たち サツマイモ

子供たちは落とし穴を掘ったり思い思いに土いじりをしてとても楽しそうでした。
サツマイモは知り合いの方に苗を分けてもらい、この時はじめて作ってみました。 そして北海道でもサツマイモができることを知って、赤井川村でも作ってみようということになりました。

バケツ稲と陸稲 稲と大根

上の写真のバケツの中に見えるのは稲で、バケツの側に雑草のように見えているのは陸稲です。
バケツ稲はバケツの水が少なくなったらたまに水を足すくらいで、 陸稲に関してはとくに特別なことはせず、ほかの野菜に水やりをする時に一緒に水をあげるくらいでしたが、 秋にはちゃんと収穫することができました。
刈り取った稲はベランダで乾燥させて、脱穀までしました。


いわもと農園のちょっとした風景


春になると沢山の鳥達が飛び交い、かわいい鳥達の鳴き声でいっぱいになります。
セキレイが倉庫の中に巣をつくりました。 農作業の合間にビックリさせないように、そうっと覗き込むのが日課となりました。


大きなサクランボの木。
甘い美味しい実をつけてくれます。



サクランボとイチゴ
農作業の合間にちょこっと収穫♪


 たまにやってくる子供達。
 何をするかといえば、泥遊びか穴掘りか、棒を振り回すか・・・。
 のびのびと楽しそうです。
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